AIってどうなのシリーズ2026_10~Ver.~

AIと技術進化が指数関数的に加速し、シンギュラリティへ向かう概念グラフ

「AI」という言葉を耳にする機会が増えました。BESOもAIを使っていますが、この記事は技術の性能を評価する専門家の解説ではありません。国語講師やコーチとして、変化する道具とどう付き合いたいかを考えるエッセイです。

AIのシンギュラリティと指数関数的な知能・技術進化を示すグラフ

インターネットの普及と重ねて考える

AIの広がりを見ていると、僕はインターネットが身近になった頃のことを思い出します。新しい道具が登場し、できることが増え、それを使うことが日常になる。そんな変化の雰囲気が重なって見えるんです。

ただし、似ていると感じることと、同じ経済現象だと証明することは違います。投資額を比べるにも、企業の設備投資なのか、投資家から集めた資金なのか、期間は何年なのかを揃える必要があります。この記事では比較条件を確かめられない金額や倍率を使わず、僕自身の向き合い方に話を絞ります。

大きな予測より、目の前の使い方

AIの未来については、期待も不安もいろいろな言葉で語られています。でも、「人間を超えた」「社会がすべて変わる」といった大きな言葉だけでは、自分の生活で何を変えればいいのか見えにくい。

僕が大事にしたいのは、道具に任せる作業と、自分が引き受ける判断を分けることです。文章の案が出てきたときも、それが自分の伝えたい意味なのか、事実に合っているのか、相手にどう届くのかは自分で考えたい。

この文章の以前の版には、AIの登場時期、投資額、技術的な到達点について、根拠や比較条件が不十分な説明がありました。それらの断定を削除し、技術の年表や将来予測と個人の考察が混ざらない構成に改めています。

国語の学びで、答えの前に残したいもの

国語講師として考えたいのは、きれいな答えを手に入れることと、自分で読み考えることの違いです。例えば文章の要約なら、完成した要約だけを見るより、「どの一文を大事だと思ったか」を言葉にする時間にも意味があると思っています。

学習で使うなら、まず自分で短い要約を書き、その後に別の案と比べる、という順序を提案します。これは効果を検証した指導実績の紹介ではなく、考える過程を残すための使い方の例です。

比べるときは三点。元の文章にないことが加わっていないか。筆者の結論が抜けていないか。なぜその言葉を選んだのか説明できるか。案をそのまま正解と受け取らず、元の文章に戻って確認します。

最後に、自分の要約をもう一度書き直す。どこを変えたか、なぜ変えたかを説明する。僕なら、完成品の上手さだけでなく、このやり取りを大切にしたいです。

自分らしさまで任せなくていい

だからといって、全員がAIに詳しくならなければいけない、とも思いません。新しい道具を使いながら、人と対話する時間や、自分の感覚で選ぶ時間を大切にする。両方あっていい。BESOもそっち派です。AIは使うけどね。笑

僕にとってコーチングで大切なのは、相手が何を目指したいのかを一緒に考えること。手早く答えが出るからこそ、その答えが自分の望みと合っているかを確かめたいと思います。

時流の中に、自分の流れをつくる

昔、師匠から「時流の中に自流を合わせる」と習いました。今の僕はそれを、周りの変化を知りつつ、自分が大切にしたいことまで手放さない、という意味で受け止めています。

一つ試して、使いやすかったところと困ったところを言葉にする。合わなければ使い方を変える。流行に全部ついていくより、自分の仕事や学びに必要な使い方を選ぶ。そのためにも、道具に触れることと、自分で考えることをセットにしていきたいです。

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